Posted on December 26, 2013
2014年1月14日にORACLE社よりリリースされましたJava7u51が、下記Dominion製品に不具合を及ぼす可能性が確認されております。
Java7u51へのアップデートが避けられない環境のお客様に関しましては下記の回避策を適用して頂ければと思います。ご不便をおかけしますが、何卒よろしくお願い申し上げます。
対象製品: Dominion KX II, Dominion KSX II, Dominion LX, Dominion KX II-101-V2, Dominion SX, CommandCenter Secure Gateway
不具合内容: Java7u51のセキュリティ要件が、Java環境で動作するDominionシリーズ、およびCommandCenter製品からのターゲットデバイスへのアクセスをブロックしてしまう。
なお、Dominion KX IIおよびDominion LXにつきましては、最新ファームウェア バージョン2.6において上記不具合が解消されていますので、最新バージョンへのアップグレードをお願いいたします。
最新ファームウェアのダウンロードはこちらから
CommandCenter Secure Gateway につきましては、4月中旬リリース予定のファームウェア バージョン6.0にて上記不具合が解消されます。
回避策 | 詳細 |
1. Javaのバージョン7u21を利用する | 現在、正常稼働が確認されているJava7u21以下のバージョンを適用させる |
2. 例外サイトのリストに該当のURLを追加する | Java7u51のコントロールパネル→セキュリティタブから例外サイトに該当URLを追加する |
3. Internet Explorer環境で .NETベースでアクセスする | アドレスバーのURLの後に/akcを入力する |
4. Javaのセキュリティ・レベルを「中」に設定する | Javaコントロールパネル→セキュリティタブ→セキュリティ・レベルを一番下まで下げる |
また、お使いの製品によって回避策が若干異なりますので、以下の「製品ごとの回避策」をご参照ください。
製品ごとの回避策
■Dominion KX II, KSX II, LXをお使いの場合(下記回避策いずれか1つ適用すれば結構です)
■Dominion KX II-101、 KX II-101-V2をお使いの場合(下記回避策いずれか1つ適用すれば結構です)
■Dominion SXをお使いの場合(下記回避策いずれか1つ適用すれば結構です)
■CommandCenter Secure Gatewayをお使いの場合(下記回避策いずれか1つ適用すれば結構です。)
回避策1 Javaのバージョン(7u21)を利用する
下位バージョンのjavaをインストールさせることで、アクセスブロックを回避します。現在、Java 7u21のバージョンまでは正常に動作することが確認できております。下位バージョンのJavaをお持ちでない方は下記ORACLEのサイトからダウンロードが可能です。例としてJava 7u21のダウンロード方法をご案内します。(ダウンロードの前にORACLEのユーザー登録が必要です)① http://www.oracle.com/technetwork/java/archive-139210.htmlへアクセス
② 画面を真中までスクロールし、「Java SE 7」をクリック
③ 画面中央の「Java SE Runtime Environment 7u21」をクリック
④ 「Accept License Agreement」にチェックを入れて希望するファイルをインストールする(Windows x86は32bit版、Windows x64は64bit版)
回避策2 : 例外サイトのリストに該当URLを追加する
Java7u51のコントロールパネル→セキュリティタブから、該当のKX2などのURLを追加する事でアクセスブロックを回避します。① Javaのコントロールパネルを開き、画面上部のセキュリティタブをクリック
② 画面下部の「Manage Exception」をクリック
③ 「Exception Site List」が別ウィンドウで表示されるので「Add」をクリック
④ 「Location」欄に該当のURLを入力(例: https://192.168.92.224/)
⑤ OKをクリック
⑥ 画面下部Exception Site Listに該当のURLが追加されていることを確認し適用をクリックしてIEを再起動する
回避策3 : Internet Explorer環境で、.NETベースでアクセスする
アドレスバーへ入力したURLの末尾に/akcと入力し、.NETベースでアクセスすることにより、Javaによるウェブアクセスを回避します。① アドレスバーへ入力したKX2等のURLの末尾に/akcと入力
② 「Application Run」の確認画面が表示されたら「Run」をクリックして、 .NETベースでページを表示させる
回避策4 : Javaのセキュリティ・レベルを「中」に設定する
Java7u51のコントロールパネル→セキュリティタブから、セキュリティ・レベルを「中」に設定することでアクセスブロックを回避します。① Javaのコントロールパネルを開き、画面上部のセキュリティタブをクリック
② セキュリティ・レベルのスライダーを「中」まで下げる
③ 適用をクリックしてIEを再起動する